2014 01,10 18:51 |
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RAID 5
RAID 5は、耐障害性の向上と高速化、大容量化のすべてを実現できるRAID技術
分散データ・ガーディングとも呼ばれる。
RAID 5では、ディスクの故障時に記録データを修復するために「パリティ」と呼ばれる冗長コードを、
全ディスクに分散して保存するのが特徴
RAID 5では、データをディスクに記録する際、RAID 0(ストライピング)と同じ原理で、
複数のディスクにデータを分散して書き込むと同時に、パリティも計算・生成してディスクに書き込む。
パリティ用ディスクは特に決まっておらず、全ディスクに分散して書き込まれる。
これにより、パリティ専用ディスクのみに負荷が集中し、性能が低下することを防いでいる。
また、どれか1台のディスクが故障しても、それ以外のディスクのデータとパリティ情報から、
元の完全なデータを生成して回復できる。
ただし、回復可能なのは1台のディスクが故障したときまでであり、
同時に2台以上が壊れると回復は不可能になる。
リティの保存に必要なのは、全ディスク台数に関係なくディスク1台分の容量である。
従ってディスク台数が多いほど容量の利用効率も向上する。
RAID 1(ミラーリング)と比較した場合、この利用効率の高さがRAID 5のメリットの1つとされる。
RAID 5の性能については、ディスクからの読み出し時には、複数のディスクから同時並行読み出しが可能なので高速化がなされる。
しかしデータの書き込み時には、パリティを算出・生成する必要があるほか、
パリティ生成のため1組のデータ・ブロックをいったんディスクから読み出さなければならず、
オーバーヘッドが大きい。
そのため、RAID 5の書き込み性能は決して高くはない。
(http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0102/27/news002_2.html より) PR |
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