2014 01,10 18:48 |
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RAID 1
RAID 1は、RAIDレベルの中で、最も単純な手法でディスクの耐障害性を高めている。
その手法とは、同一のデータを複数のディスクに書き込み、
一方のディスクが故障しても、他方で処理を続行できるようにする、というものだ。
つまりRAID 1では、同じデータを格納したディスクの「コピー」を用意することで、故障に備えている。
通常は2台のディスクを使って実現する。RAID 1は「ミラーリング」と呼ばれることもある。
RAID 1では、同一のデータを2台以上のディスクに書き込むため、ディスク容量の利用効率は50%以下になってしまうというデメリット
(2台のディスクの容量が異なると、利用効率は50%よりさらに下がる)
例えば1Gbytesのデータを記録するには、1Gbytes×2=2Gbytes分の容量のディスクが必要になる。
性能については、2台のディスクに同一のデータを書き込まなければならないという原理のため、
ディスク1台の場合と比べ、書き込み時のオーバーヘッドが大きい。
しかし、ハードウェアによって各ディスクへ並行して書き込みを行うことにより、
このオーバーヘッドを最小限に抑えることは可能。
読み出し性能はディスク1台の場合とほぼ同等であるが、RAID 0と同じ原理で、
複数のディスクから同時並行読み出しを実行することによって、性能を高めることもできる。
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