2014 01,10 18:57 |
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あまり使われていない RAID 4 RAID 6を記載
RAID 4 RAID 4は、RAID 5と同様に、元のデータからパリティを生成して、ブロック単位で複数のディスクに記録する、
という点でよく似ている。異なるのは、パリティを全ディスクに分散するのではなく、
特定のディスクだけに格納する点だ。つまり、元のデータとパリティそれぞれを格納するディスクが別々に分かれている*
この原理のため、RAID 4では、データの書き込みが発生すると、パリティ用ディスクへの書き込みが集中してしまい、
それがボトルネックとなって書き込み性能が下がってしまう。このデメリットをパリティの分散書き込みで改善しているのがRAID 5である。
つまり、RAID 4は事実上RAID 5で代替されており、RAID製品でもRAID 4をサポートしているものはほとんどない。
RAID 6
RAID 6は、RAID 5の改良版といえる技術で、1つのデータ・ブロックにつき2つのパリティを生成する。
これにより、同時に2台のハードディスクが故障しても、元のデータを修復可能としている。
この耐障害性の高さがRAID 6のメリットである。
しかし、パリティが増えた分、その計算や書き込みのオーバーヘッドも増加するため、特に書き込みの性能は高くない。
パリティ用に2台分のディスク容量を必要とするため、ディスクの利用効率はRAID 5より下がる。
それに、2台のディスク故障に備えるだけなら、RAID 5に後述のホットスペアを組み合わせることでも代替できなくはない
(短時間で2台が故障したら、RAID 5+ホットスペアだと復旧できないが)。
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